Haruko Sugawara


菅原 晴子


『 金属の線を用いて制作していますが、金属線の種類や加工法によって、様々な異なった表情が生まれてきます。その試作よってインスパイアされ、さらに素材の魅力を生かした造形を目指しています 』








『 幻 想 Ⅰ 』


ステンレススチール(セラミック電着塗装)
巻く・絡める、30x20x20cm、2021 

工業製品としても用いられている無機質なステンレススチールを用い、細くても硬質であることを生かして、その素材イメージの対極にある幻想的で心が和む作品を目指しています。
円を描くようにしてステンレススチールを絡め立体にしていきますが、その技法によって制作すると球体が最も自然な形です。球体は自然界に多くありますが、小さなモコモコした球体は可愛らしい印象を持っています。着色し球体を重ねることによってその魅力をさらに増してみました。






『 幻 想 Ⅰ  』部分








『 幻 想 Ⅱ 』


ステンレススチール(セラミック電着塗装)
巻く・絡める、24x11x16cm、2021 







『 空(そら)へ 空(くう)へ 』


ステンレススチール、巻く・絡める
35×35×30cm、2019







『 夕やけ雲Ⅱ 』


銅線、巻く・絡める
25×35×25cm、2017








『 夕やけ雲Ⅰ 』


ステンレススチール、巻く・絡める
20×30×17cm、2016








『 いのち 』


ステンレススチール、巻く・絡める
25×25×15cm、2016







『 Ring Ring 』


ステンレススチール、巻く・絡める
28×12×28cm、2015